グラフィカルアブストラクト

グラフィカルアブストラクトとは、図や画像、最小限のテキストを用い、研究論文の主要な結果・発見を視覚的に表現する画像です。複雑な情報を直感的に分かりやすく要約するため、研究に対する理解や関心を高められるもので、学術ジャーナルで投稿時に提出を求められることが多くなっています。

グラフィカルアブストラクトがあることで、研究の認知度が向上し、デジタルプラットフォームでのダウンロード数が3倍、シェア数が8倍に増加するようなケースもあります*。画像検索に掛かりやすくなり、より多くの読者を惹きつけ、より高い引用数や大きな研究インパクトにつながることが期待されます。

* 参照元：https://solutions.springernature.com/blogs/visibility/what-is-a-graphical-abstract-and-why-do-i-need-one-for-my-paper

Elsevier、Springer、Nature、IOPscience、ACSなど影響力の高い出版社がグラフィカルアブストラクトの提出を求めつ傾向が高まっています。ジャーナルがこれを求めるのは、研究論文のプロモーションおよび影響力向上のためです。グラフィカルアブストラクトがあることで、読者は迅速に要点を把握できます。視覚的な情報の消費が増加する傾向にある昨今の状況下では、研究をより目立たせ引用率を高める上で非常に重要になっています。

エナゴでは、最終的なデザインに完全にご満足いただけるまで修正を行います。お客様のフィードバックを取り入れ、緊密なコミュニケーションを取りながら、お客様のコンセプトを忠実に反映します。

納品時に、すべての著作権はお客様に譲渡されます。グラフィカルアブストラクトはお好きなようにお使いいただけますが、どこに掲載する場合でも著作権を保持することをお勧めします。

グラフィカルアブストラクトは、研究論文の主な発見を最小限のテキストとビジュアル要素で要約したもので、主に学術ジャーナル投稿用のものです。

一方のインフォグラフィックは、より詳細なテキストやビジュアルをみ、社会一般へのアウトリーチなどより幅広い目的でご使用いただけます。

グラフィカルアブストラクトは、研究論文の目的や概要、主要な結論をビジュアルで簡潔に示すものです。

一方のジャーナルカバーアートは、研究の中の特定の要素をデザイン化したもので、研究の要約というよりは、その研究について人々の注目を集めるためのイメージです。