Ara Tahmassian
(アラ・タマシアン)
ハーバード大学のリサーチ・コンプライアンス・オフィサー主任。倫理審査体制の構築や倫理要綱の導入など、大学における研究倫理に関するあらゆる業務を行っている。またバイオセイフティー、放射線安全管理、研究の悪用防止(Dual User Research of Concern: DURC)、実験従事者の健康管理、動物実験の安全性、利益相反など扱ってきた事案は多岐にわたる。
ボストン大学およびボストンメディカルセンターのリサーチコンプライアンス副主任を歴任する傍ら、バイオセイフティーレベル3のラボの運営や米国感染症発生動向調査にも従事。2006年10月まで、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の総長補佐も務めた。
ロンドン大学クイーン・メアリー校にて原子力工学を専攻後、放射線生物学にて博士号を取得。米国核医学委員会にてディプロムも取得し、米国内外の様々な研究機関にて活動している。
Ara Tahmassian
(アラ・タマシアン)によるセッションの概要
新型コロナウイルスの感染拡大により、大学もニューノーマルへの変革を求められている。ハーバード大学の実例をもとに、研究者の安全を確保しつつ実験を行うための対策やオンラインを最大限に活用した情報共有の在り方を探る。また、アメリカにおける研究倫理の実態や、海外グラント情報の集め方、グラントを獲得する秘訣など実践的なアドバイスも満載。コロナ禍を生き抜く全ての研究者・URA関係者に向けたメッセージ。